じめじめ一掃!タイワンヒノキの力がすごい♡

日本古来の木材で最も有名なものといえば檜(ひのき)ですよね。社寺仏閣などの歴史的建造物からまな板といった小物まで、私達日本人の生活に深い関わりがあります。そして、もちろんアロマテラピーでもヒノキ精油は様々な力を発揮する優等生的存在。アロマテラピーで使用するヒノキ精油は、ほとんどが国産のものですが、実は台湾産のものもあるのです!同じ檜という植物でも、その香りはまるで別人。今回は、そのタイワンヒノキ精油のパワーを余すことなくご紹介していきます♡

2019年06月13日更新

アロマ

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[1]檜は古代人からの贈り物


出典 isejingu.or.jpaboutnaikuindex.html

国土の7割を森林が占める日本。私たち日本人は、古くから木と密接に関わりながら生活してきました。家屋や日用雑貨、信仰の象徴など、多くが木材から成っています。

そんな日本で、最も生活に活用されている木材のひとつが檜(ヒノキ)です。

あの伊勢神宮の社殿も檜で作られていることは有名ですね。その社殿は檜の香りが溢れる神聖な空気で満たされています。

木材としての檜

ではなぜ、檜はここまで日本人の生活に馴染んでいるのでしょうか。その理由は、檜の持つ3つの特性が教えてくれます。

水に強い

雨や湿気の多い日本では、水に強い木材が必要でした。現存する最古の木造建築として名高い、法隆寺の五重塔も檜で作られています。1,300年もの間、風雨に耐えられる力がここでお分かりいただけると思います。

防虫作用をもつ

シロアリなどの害虫から建物を守る作用があると言われています。ある実験では、シロアリのいる虫篭に、松で作った箱と檜で作った箱を並べてると、松の箱に移動し、檜の箱には近づかなかったという結果がでているようです。こうした作用を古代の人は早くに見つけており、多くの建物が檜で作られるようになったと考えられています。

香り

檜のもつ爽やかながらも芯の強さがある香り。信仰の場である社寺仏閣の神聖さをより際立たせていたことでしょう。アロマテラピーが生まれる1,000年近く前から、日本人は檜の香りに癒され、守られてきたといえます。

[2]国産ヒノキとタイワンヒノキはどこがちがうの?


出典 https://www.isejingu.or.jpaboutnaikuindex.html

日本人と檜は深いつながりがあるということがお分かりいただけたところで、いよいよ国産ヒノキ精油タイワンヒノキ精油を、次の3つの項目ごとに比べてみていきましょう。

成分

・国産

αピネン、リモネンなど。
森林を連想させる香りをもつαピネンは、多くの精油に含まれています。その爽やかな香りは、坑うつ作用や気分を明るくしてくれる作用があると言われています。

・タイワンヒノキ

ヒノキチオール、αピネンなど。
ヒノキチオールには強い殺菌力があり、薬品や化粧品にも配合されています。しかし、化粧品に配合されているヒノキチオールの多くは、化学的に合成されたもの。しかし、タイワンヒノキには、天然のヒノキチオールが豊富に含まれています。対して国産のものにはほとんど含まれておらず、タイワンヒノキならではの特長といえます。(青森ヒバには若干量含まれますが、タイワンヒノキのヒノキチオールの含有量は、精油のなかでもトップです。)

香り

・国産

爽やかさのなかに、どこか花のような甘味が感じられるのが特徴です。
柑橘系の精油と相性が良く、ブレンドしても使いやすい香りです。また、檜との関わりが強い日本人にとって“和の香り”として連想する人も多くいます。

・タイワンヒノキ

刺激が強く、第一印象は湿布薬のようなツンとした感覚が得られます。国産に感じられる甘味はほとんどありません。ですが、少量で使用すれば、国産より爽やかに香ります。

効果効能

・国産

リラックス作用、坑うつ作用、空気清浄など。
日本人の心に訴えかける香りのため、静かに自分と向き合いたいとき、気分が落ち込んでいるときにおすすめです。

・タイワンヒノキ

抗菌作用、抗ウイルス作用、空気清浄など。
特徴成分のヒノキチオールの抗菌作用は強力といわれており、消毒や風邪予防におすすめです。また、樹木系の精油のなかでもトップクラスの清涼感と深みがあるため、森林浴をしているようなリフレッシュ効果も期待できます。

[3]おすすめ活用術


出典 aroma-guide.net/essential/hinoki.html

非常に刺激が強く、一見すると使い方が難しく見えますが、湿度の高い季節に使うには相性抜群です。逆にカラッとした季節には味わえない魅力もあり、一度使うと虜になると思います。

それでは、早速おすすめ活用術をご紹介します♪

万能アロマスプレー

消臭や空気清浄など幅広く活躍するアロマスプレーは、1つ作っておくととても便利。湿度の高いこれからの季節は、部屋の空気をできるだけ爽やかにしたいですよね。タイワンヒノキを使用したブレンドでアロマスプレーをつくってみましょう。

〈材料〉
・スプレー容器(50ml用)
・無水エタノール 5ml
・精製水  45ml
・精油 合計10滴 【1滴₌0.05ml/1%濃度】
 (ブレンド:タイワンヒノキ3滴、レモン4滴、パイン2滴、ラバンジン1滴)

〈作り方〉
①スプレー容器に無水エタノール5mlを入れる
②上記精油を入れる
③容器を軽く回すようにして、精油と無水エタノールを混ぜる
④精製水45mlをゆっくり入れる
⑤蓋を閉めゆっくり上下に振るなどしてなじませる

 

タイワンヒノキを生かしつつ、レモンやラバンジンをブレンドすることで、効能を維持したまま刺激を弱める効果が期待できます。

また、パインとヒノキの相性は抜群で、森林浴のような爽やかさを演出してくれます。市販の消臭スプレーと同じような使い方で、爽快感を得ることができます。

これからの季節、扇子を持ち歩く人も多いと思いますが、そこにワンプッシュすれば、仰ぐときに爽やかな風になります。森林のそよ風にあたっているような気分にさせてくれるので、移動中や仕事の合間にもおすすめです。

お家で簡単檜風呂

タイワンヒノキ精油を数滴湯舟に垂らすと、湯気に乗って爽やかな香りが広がります。カビの繁殖を抑制する効果も期待でき一石二鳥♪

目覚めの芳香浴

マグカップにお湯を張り1滴垂らします。シャープな香りは朝の眠気や憂鬱な気分を晴れやかにしてくれます。普通のディフューザーよりやわらかく香るので、森林浴をしているようなリフレッシュ感を得られます。

[4]上手に活用して雨の季節を乗り切ろう!

アロマテラピーではあまり馴染みのないタイワンヒノキ精油。森や自然に触れることの少ない方でも手軽にリフレッシュできる強い味方です。

じめじめしたこれからのシーズンをタイワンヒノキに助けてもらいながら乗り切りましょう!使い方次第で、生活の質を何ランクも上げてくれること間違いなし♡

ぜひ1本、ご自宅に迎えてみてください♪


 

※アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマオイルは医薬品ではないため、「治療」できるものではありません。ここに掲載されている内容は精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。症状がひどい場合は医療機関を受診することをおすすめいたします。実際にアロマの香りに癒されるという方はたくさんいます。自分の体の状態や気分に合わせて上手に取り入れてくださいね。

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